2018年8月アーカイブ

北の夏「理起・都起」

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夏日・真夏日・猛暑日そして命に危険を及ぼす影響のある日が日本の各地であったが、北国に欠かせない各地方それぞれの夏祭り。

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幼稚園児として青森ねぶた最後の参加となった「理起」は、羨ましい程のパワー前回のタフさを見せてくれました。来年は卒業生として参加が可能のようだが。

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「都起」は鳴り響く太鼓の音に少し腰を引いているが、見入る眼差しに来年は祭りの輪の中で笑顔があるかも、でも保護者同伴でなければ参加できないとか。

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青森ねぶたで流した汗の思い出は生涯忘れることなく心に刻まれいくのだろう、「理起・都起」ゆっくりでもいい、少しずつ下がりながらも前に進んでほしい。

 

 

宝暦4年(1754)三河に生まれた菅江真澄(本名:白井秀雄)は、つねに自分の足で歩き、自分の目で見て、人びとの話に耳を傾け、自分の解釈ではなく、その土地の人びとの話を、そのまま記述し続けた。

寛政5年(1793)7月26日に「冠岩という、おもしろいところがあるから行ってみなさいと村林某から言われ訪れている」:牧の朝露

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                参加者募集(菅江真澄と大畑)

              小 目 名 沢 「 冠 岩 」探 訪

■日   時  平成30年10月7日(日)午前9時から午後1時まで

■集合場所  むつ市下北自然の家(集合・受付時間:午前8時45分から9時)  

■歩行順路  自然の家(バス)~大畑発祥の地「深山」~高橋川~山口養魚場~赤坂「水飲場」

         ~田名代~「冠岩」~小目名までの全長5,7km~バスで自然の家

■参加要件  健康増進・自然・歴史・文化・産業に関心のある方

■参加費用  一般:800円、学生:無料(昼食代・傷害保険他) *当日持参

■当日持参  小雨決行(雨具)・飲料水

■申込期限  平成30年9月26日(水)まで

■y申込方法  ●電話:0175-34-3260「杉本」 ●メール:nimaibashi@fs21.jp

         ●葉書・FAX:「住所・氏名・連絡先」を記入して下記に

           〒039-4401 むつ市大畑町二枚橋53-5 杉本修三

主 催  ふるさとが大好き会

後 援  青森県下北地域県民局・むつ市・大畑町観光協会・山口養魚場 

 

初秋の風と彩りを感じながら歴史探訪を楽しんで下さい~お待ちしております

 

小目名

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地蔵堂「祠」建築

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津軽海峡を臨む海岸段丘の大畑道遺跡(縄文時代後期3,300~4,500年前)と二枚橋遺跡Ⅰ(縄文時代早期9,000年前)が位置する通称アイヌ野の中程を通る「いにしえの道」西側に、完成9年(1798)現世利益と桧山に働く杣夫の安全と、すでに亡くなった人々の冥福を祈願して建立された「地蔵坐像」が鎮座している。

この地蔵様は恐山信仰とむすびついて春秋は諸願成就、夏は死者保養となっているようで代々、地域の心ある方々が周辺の草刈・供物・季節ごとの衣替えをしながら維持管理をしてきたが、昭和(年月日不詳)に建てられた「祠」が強烈な風雨雪で朽ちて数十年、また維持管理を30年間続けてきた方も高齢化で途絶えることを心配しての相談があり、ふるさとが大好き会で協議し地域遺産を後世に引き継ぐことを決議した。

平成30年度定例総会で「祠」建築の予算が承認された(今まで蓄えた自前の予算)、以後、会員のなかに建築技能者・土木施工者がおり作業は順調に進み、平成30年7月22日に「祠」の新築落成式が挙行された(本体:ヒバ・屋根:銅版)

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代々、維持管理に携わった方々に感謝し、その意思と歴史の重みを感じながら小さいながらも心使いが出来たことに会員一同嬉しく思います。また、この新築に当たって協力金を差し伸べてくれた方々には衷心より厚くお礼申し上げます。

 

 

 

2018年6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に全国的に広い範囲で記録された台風7号及び梅雨前線の影響による集中豪雨で、平成最悪の犠牲者200余名の尊い命が奪われた。

豪雨では多くの地域で観測史上1位の降水量を記録し、堤防決壊による河川氾濫・土砂崩壊などが続出しての災害が多発、そして今またどこで牙をむけるか分からない台風が次々と襲来、これまでの経験を超えた雨の降り方と暴風など~地球温暖化の影響が確実に押し寄せているのでは

災害対策は行政及び自主防災組織や町内会が連携しながら進めたとしても、地域住民の防災意識・組織の高齢化など課題が山積しているのに、他人事かのような状況下では守れない命。

国土交通省と都道府県では防災・減災の取組みの一環として、国民一人一人が土砂災害の防止及び被害の軽減の重要性について認識し、理解が深まるよう毎年6月を「土砂災害防止月間」と定め住民参加を主とする諸行事や活動に重点を置き、土砂災害防止意識の普及活動・警戒避難・情報伝達体制の整備等を推進しているなかで、平成23年8月1日に設立された住民団体「ふるさとが大好き会」が積み上げてきた活動が評価され「土砂災害防止功労者」表彰を受けた(今年度は全国で個人1名と7団体)

■表彰基準 「土砂災害防止施設等の美化・清掃」

■概   要 平成23年から7年間継続的に、むつ市大畑町二枚橋地内の下狄川砂防堰堤を中心と   した約400メートルの区間で、砂防公園(「わくわく親水広場」)や魚道等の草刈り作業及び清掃活動  や施設を活用してのイベントを実施し、土砂災害防止施設の維持管理と情報伝達に貢献。

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この表彰に関して青森県下北地域県民局河川砂防施設課皆さんの御支援に深く感謝致します。

監視及び環境整備活動を続けながら、今後は環境教育や防災意識啓発に関わる情報提供等々を会員一同、こつこつと実施発信していきたいものだ。

 

 

 

 

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