二枚橋海岸を歩けば様々な石と岩に出合えて、波を切り裂いたり・海面のピョンピョン飛び・スローイング・バッテング練習等々の遊んだ風景は今は見る影もなくなった。
かって、石で敷き詰められたジュウタンは歩くことさえ容易でなかったが、健康増進を兼ねて歩きながら石拾いを楽しみ、干潮になれば小魚・甲殻類・海草採りで家計の助けとしたものだが、遠い昔のこと
閃緑岩(せんりょくいわ)は前期白亜紀(約1億2000万年)の頃、海洋プレートの沈み込みに伴って火山活動も活発になり、圧力を受けた海底下の堆積岩にできた割れ目に沿ってマグマが貫入し冷え固まった深成岩一種で、東通村尻屋崎の先端や佐井村の福浦漁港北岸などで見られ、白と黒っぽい粒が多いため当二枚橋地域では通称「ごま石」と呼び、軒下や庭に並べその色合いを楽しんでいる。
これも二枚橋海岸で拾った錦石の原石、瑪瑙(めのう)あるいは玉随に分類されるとか、二分割して調査中です。
120万年前から50万年前まで活動した本州最北の弟四紀火山「燧岳」の火山活動が赤色の奇岩や巨岩を作り木野部峠を形成している。
漁師に崇拝されている「赤岩大明神」と称する奇岩
巨岩の中を昭和18年12月に第二次世界大戦で労働力不足と資材不足等で工事が中止となった、旧大間鉄道第二トンネルの入口。
「縄文遺物との対話」展と下北ジオパーク出前講座で命を繋いでいる関連を学ぶ機会ができた二日間であった。
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