春の訪れ早く

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2月27日を最後に雪かき作業も終えたが春の訪れは早く、1947(昭和22)年に調査開始以来最も早い開花予想が弘前公園に出された。4月12日開花・17日満開で平年地で10日も早いとか、弘前公園予想から何日か遅れての開花となるであろう当地域でも暖かい日々が続いているが、取り組む作業日程調整に苦慮している。

農作業の諸準備・山菜採り・水産資源の採取等が早まりそうで計画の練り直しの急務に加え、気候変動の異変は津軽海峡沿岸一帯に及ぼしている砂の移動、海草類が付着成長する岩が見えず青色の海面が広がっていて見た目に景観のいい津軽海峡だが、この地で暮らす人々には死活問題。

暖かくていいねと笑っていられない現実、利便性を追い求め続けている人間活動が自然の強烈な猛威の前には無力、ボランティア活動で毎年繰り返される海岸清掃作業で「やったぞと拳を突き上げている場合じゃない」経済再生のためにも官民本気で温暖化対策に立ち向かう覚悟・実行力・施策が必要なのでは。

数日後は土の臭いに桜咲く4月になるが、まだ桜の木に集まる野鳥の「鷽」が見えずとも、現場で多忙を楽しむくらいの心意気で前に進みたいものだ。

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